毎年11月に見頃を迎える「しし座流星群」。
2025年もいよいよ、函館の夜空を華やかに彩る流星たちが舞い降りる季節がやってきました。
この時期の函館は空気がひんやりと澄み渡り、街の灯りから少し離れた場所を選べば、流星の軌跡をよりクリアに眺めることができます。
本記事では、2025年のしし座流星群を函館で観測する際に役立つ「見える方角」や「ピークの時間帯」をはじめ、「おすすめの鑑賞スポット」や「寒さ対策」など、実際の観測にすぐ役立つ情報を詳しくお伝えします。
函館の夜空で、心に残る流星群観賞を楽しみましょう!
しし座流星群2025函館で見える方角は?
函館でのしし座流星群が見える方角は、東の方角を中心に観測して下さい!
ただ放射点(流星が飛び出す中心)はしし座付近の東の空ですが、流星は夜空全体に現れるため、特定の方角にこだわる必要はありません。
東の空を中心に、なるべく広い範囲の空を見渡すと多くの流星が見つけやすくなります。
観測のコツとしては、街明かりや障害物の少ない開放的な場所を選び、暗さに目が慣れるまで15~20分程度待機するとより多くの流星を見つけられます。
防寒対策も忘れずに準備してください!
しし座流星群2025函館で見える時間とピークは?
函館でも2025年のしし座流星群はよく見えると予測されています。
ピーク(極大)は11月18日未明で、活動期間は11月6日~30日です。
特に、極大前後の1~2時間が最も流星を見つけやすい時間帯となります!
なので、18日の午前2時から3時の明け方頃が観測におすすめです。
しし座流星群は1時間あたり15~20個程度の流星が期待できますので、ピーク時間を狙って是非観測をしてみて下さい。
しし座流星群が見えるオススメ穴場スポット
函館でしし座流星群を見るおすすめ観測スポットは、視界が開けた高台や海沿いの公園など、市街地の光害を避けられる場所が理想的です。
人気定番の函館山展望台のほか、夜間でも駐車・アクセスしやすい公園なども候補になります。観測用途では「函館山山頂」など標高の高い場所が最適ですが、街明かりや観光客が多い場所なら静かな公園も選択肢。
おすすめする穴場スポットは天文観測・流星観察に向いておりアクセスも良好です。
- 空港緑地 高松展望広場
- 函館市縄文文化交流センター
- きじひき高原パノラマ展望台
- 城岱牧場展望台
空港緑地 高松展望広場
空港近くの展望公園。市街地の喧騒を避けて流星観測もしやすい。
駐車場・公衆トイレあり。
アクセス:函館空港から徒歩約10分、駐車場も無料。
函館市縄文文化交流センター
市街から離れた臼尻町にあり、周辺が暗く星空観察向き。
事前に営業時間やイベント開催状況を確認すると安心。
アクセス:函館駅から車で約40分。無料駐車場あり。
きじひき高原パノラマ展望台
北斗市に位置し、視界が開けた広い高原。
夜間は光害の影響が少なく、星空も流星も観測しやすい静かな穴場です。
無料駐車場・バリアフリー設備あり。
城岱牧場展望台
七飯町の展望台で、綺麗なトイレ・無料駐車場・バリアフリー対応。
夜景や星空観賞にも定評があり、アクセスも良好な観測穴場です。
きじひき高原パノラマ展望台や城岱牧場展望台は市街地から距離があるため特に暗い空が期待でき“穴場感”があります!
ただし、夜中の観測は防寒対策と、各所の駐車・トイレ設備情報、安全管理も忘れずに。
空港緑地 高松展望広場なら市街地からも比較的アクセスが簡単です。
しし座流星群2025!特徴や見どころ
しし座流星群は、毎年11月中旬に姿を現す人気の流星群で、秋の夜空を幻想的に彩る天体ショーとして多くの人に親しまれています。
母天体は「テンペル・タットル彗星」で、約33年周期で太陽の周りを公転しており、その軌道上に残した塵(ちり)が地球の大気に突入することで流星群が発生します。
この周期が重なる年には、かつてないほどの“流星の大出現”が観測されることがあります。
たとえば、1999年や2001年には世界各地で1時間に数百〜数千個という壮大な流星雨が観測され、まるで夜空全体が星のシャワーに包まれるような光景となりました。
2025年はそのような極端な活動は予想されていませんが、「平年並み」の出現でも十分に見応えがあります。
条件が整えば、明るく目立つ火球や小規模な流星雨も期待できるでしょう!
しし座流星群は非常にスピードが速く、流星痕(光の軌跡)が長く残るのが特徴。
放射点がしし座にあるため、観測は深夜から明け方にかけて、東の空を中心に見上げるのがおすすめです。
持ち物&服装チェック
函館や周辺の夜間観測では、11月夜間は氷点下になることも多く体感温度が一層下がります。流星群観測時の理想的な服装は“全身を重ね着+防寒小物+暖房グッズ”で、アウトドアの冬キャンプ装備が必要になります。
冬の防寒装備リスト
屋外での活動や寒冷地での観測・イベント参加時におすすめの防寒アイテムをまとめました。気温や環境に応じて組み合わせることで、快適に冬のアウトドアを楽しむことができます。
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アウター
防風・防水のダウンジャケットやコート ※雨風を遮る素材と十分な中綿(ダウンや合成繊維)を選びましょう。 -
インナー
保温機能のある肌着(ヒートテック等)+フリース ※吸湿速乾性のある素材を選ぶと快適さが向上します。 -
ボトムス
厚手のパンツ+タイツや裏起毛インナー ※動きやすさと保温のバランスを重視してください。 -
足元
冬用登山靴または防寒ブーツ+厚手靴下 ※防滑ソールや防水性能のある靴を推奨します。 -
頭・首
ニット帽・耳あて・ネックウォーマー ※頭部と首周りの保温は体感温度に大きく影響します。 -
手
厚手の手袋+インナーグローブ ※二重にすることで指先の冷えを効果的に防げます。 -
体温維持グッズ
使い捨てカイロ(貼るタイプ、ポケット用)、電熱ベストや電熱シートも効果大 ※貼るタイプは腹や背中、ポケット用は靴内やポケットに入れて使用。 -
ブランケットや寝袋
椅子や地面に座る際は断熱シートやアウトドア用マットも必須 ※地面からの冷えを遮断することで保温効果が大幅にアップします。
屋外スポットでは「地面からの冷え」対策のためマットや断熱材も活用しましょう。
寒冷地では気温以上に風が体温を奪うため、隙間を作らない着方と、靴下・手袋・帽子の重ね着がポイントです。
温かい飲み物や携帯食も冷え対策に効果大です!
しっかりと防寒対策と夜間の安全対策をして星空観測を楽しんで下さい!!
まとめ
2025年のしし座流星群は、函館でも条件が整えば夜空を彩る幻想的な光景が期待できます。
ピークを迎える深夜から明け方にかけては、市街地の明かりが少ない場所での観測がポイント。
11月の函館は冷え込みが厳しく、防寒対策は必須。
ダウンや手袋、カイロなどをしっかり準備して臨みましょう。
流れ星を見つけた瞬間の感動は格別!
秋の夜長、澄んだ空の下で天体ショーを楽しんでみてください。


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