しし座流星群2025札幌|見える方角や時間ピークは?

季節のイベント

毎年11月に見頃を迎える「しし座流星群」。

2025年も札幌の夜空に美しい流星が舞う季節がやってきます。

札幌では空気が澄む時期でもあり、街明かりの少ない場所を選べば、流星の光跡をより鮮明に楽しむことができます。

この記事では、2025年のしし座流星群を札幌で観測するための「方角」や「時間のピーク」、さらに「おすすめの穴場スポット」や「防寒対策」まで、実践的な観測ガイドをわかりやすくご紹介します!

しし座流星群2025!特徴や見どころをチェック

しし座流星群は、毎年11月中旬に出現する流星群で毎年人気の天体ショーです。

母天体は「テンペル・タットル彗星」で、33年周期で大出現を記録することもありますが、2025年は「平年並み」の活動と予測されています。

ただし、条件が揃えば小規模な流星雨や目立つ明るい流星も期待大です。

過去には1時間に数百個もの流星が流れる“大出現”を見せたこともあり、2025年も注目が集まっています。

しし座流星群はスピードが速く、明るい流星や火球、流星痕(光の軌跡)も見られる可能性が高いです。

放射点がしし座の方向にあるため、深夜から明け方にかけて東の空を中心に観測するのがおすすめです。

しし座流星群2025札幌で見える方角は?

札幌で2025年のしし座流星群を観測する場合、ずばり方角は東の空を中心に夜空を広く見渡すのが良いでしょう。

流星は放射点(しし座)から四方八方に飛び出すので、しし座だけを見つめるのではなく、できるだけ広い範囲の空を見るのが流星観測のコツです。

札幌は北緯が高い分、東の空に放射点が上がる時間は東京などより若干遅くなる可能性がありますが、午後11時以降に東の空を見上げるのが良いでしょう。

また、2025年は月齢が27.6と新月に近いため月明かりの影響が非常に少なく、暗い夜空の中で流星を観察しやすいです。

防寒対策をしっかりして、街灯の少ない開けた場所でリクライニングチェアなどを使い、空をできるだけ広く見渡せる体制で観測するのがおすすめです!

しし座流星群2025札幌で見える時間とピークは?

2025年のしし座流星群は、11月6日から30日が活動期間で、最も流星が多く出現する「極大」つまりピークは11月18日午前3時頃(日本時間)と予測されています。

今年は新月直前で月明かりの影響がほとんどなく、観測条件が非常に良好!

極大前後の1~2時間が最も流星を見つけやすい時間帯となります。

札幌に於いては北緯が高いので東の空に放射点が上がる時間は午後11時以降になりますので時間になったら東の空を見上げて観測する事をオススメします。

しし座流星群が見えるオススメ穴場スポット

札幌周辺でしし座流星群観測に使える”穴場”的なスポットを紹介します。

都市公園や有名展望台よりも比較的混雑が少なく、光害も控えめな場所をピックアップしました。

星観緑地

札幌市手稲区にある広大な緑地で、都市中心部からやや離れており、光害も少なめ。

夜間はかなり静かで車でもアクセスしやすい。ベンチやトイレもあり長時間の天体観測に◎。

百合が原公園

札幌市北区にある植物公園。24時間開放で広い芝生エリアが特徴。

市街地北端で街明かりの影響が比較的控えめ。人が集まりにくい深夜~未明は落ち着いて観測可能。

幌見峠有料展望駐車場

車で行ける盤渓エリアの有料展望駐車場。

札幌市街を望みつつ、背後に広がる空も見やすい。

深夜は比較的静かで、車内からの観測も可能。トイレあり。

いずれも市街地より暗い夜空が期待できる上、開放的な場所なので流星群観測に向いています。

特に星観緑地や幌見峠駐車場は“コアな天体観測マニア”にも知られている静かな穴場です。

観測時は防犯・防寒対策をしっかり行い、公共マナーに配慮してください。

持ち物&服装チェック

しし座流星群を札幌で観測するなら、防寒と快適な観測準備が欠かせません。

11月の札幌は夜間の気温が氷点下近くまで下がるため、厚手のダウンや手袋、ニット帽、カイロをしっかり用意しましょう!

長時間、しし座流星群を見上げるにはレジャーシートや折りたたみ椅子が便利です。

札幌郊外の観測スポットでは地面が冷えるため、敷物の下に断熱マットを敷くのもおすすめ。

しっかり備えて、札幌の夜空に輝くしし座流星群を最高の環境で楽しみましょう。

【ポイント】

• 防寒の基本は “重ね着”+”暖房グッズ”

• 足元・首元・手先をしっかり覆うことが冷え防止に効果的

• 観測地への道中や休憩時にも寒さ対策を忘れずに

夜は天候急変や積雪にも注意し、安全第一で観測を楽しんでください。

寒冷地で長時間座るときの体温維持テクニック

寒冷地で長時間座って流星観測や星空撮影をする際、体温維持をするのにいくつかのテクニックが必要です!

最も重要なのは“地面や空気からの冷え対策”と“体幹部と末端をしっかり保温”する事です。

防寒・保温グッズを使い方ポイント付でご紹介しますので星空観測時に参考にしてみて下さい!!

アルミ(エマージェンシー)ブランケット

・身体全体を隙間なく包み、アルミ面を内側にして熱を反射。

・椅子や背面、座面に敷くことで地面・空気からの冷えも強力に遮断。

・風が強いならクリップや紐で固定し、端も差し込むと効果的。

電熱ウェア、電熱ベスト・ソックス

・重ね着の上に電熱ベスト・ソックスを使うと、長時間の観測でも体温維持が飛躍的に向上。

・温度調整も自在、使い捨てカイロより効果的。

厚手の断熱座布団マット・寝袋

・地面からの冷え対策に不可欠。

・携帯用座布団や断熱マットを椅子や地面に敷いて、身体の下面を冷気から守る。

腹巻き・保温アンダーウェア

・体幹部を重点的に保温することで、末端への血流も改善。

・冷え性対策にも有効。

ニット帽・ネックウォーマー・レッグウォーマー・手袋

頭部・首・足首・手など熱が逃げやすい部位をしっかり覆う。

・複数重ねて隙間をつくらないように着用。

これらを組み合わせることで、札幌など寒冷地の長時間座る屋外観測でも温かく快適に過ごす事ができるでしょう。

まとめ

2025年のしし座流星群は、札幌でも好条件で観測できるチャンスです。

東の空を中心に深夜から明け方にかけて放射点が高くなり、より多くの流星が見えるでしょう。

市内近郊では「星観緑地」や「幌見峠展望駐車場」など、視界が広く光害の少ないスポットが観測に最適です。

夜間の気温は氷点下になることもあるため、厚手の防寒着やカイロ、断熱マットの準備を忘れずに!

しっかりと防寒対策をしておけば、札幌の冬の夜空に輝くしし座流星群を心ゆくまで楽しめます。

澄んだ空気の中、幻想的な天体ショーをぜひ体感してみてください。

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